定款の作成の基本事項
改めましてここで定款とは、どんなものなのかを書いていきます。
定款は、会社の重要な根本規則を定めたものであり、「会社の憲法」と呼ばれることもあるほど大切なものです。
定款は会社を設立する際に、絶対に必要になります。
前回書きましたが、設立登記をする段階で「認証済みの定款」が必要です。
記載内容につきましては、今まで個別に取り上げて書いてきましたが、会社の商号、事業の目的、資本金等会社の基本的な事項が記載されます。
発起人(会社の設立手続きをする人)によって作成され、公証役場で認証を受けることで、効力を発揮します。
ちなみに、会社設立時に作成した定款を「原始定款」と呼びます。
会社設立後に定款の内容を変更する場合は、株主総会で決議し、改めて公証役場にて認証を受ける必要はありません。
定款には、絶対記載しなければならない事項や、任意で記載するべき事項など書く必要のある項目はたくさんあります。
次回はその記載事項について書いていこうと思います。
今日はここまでです。
閲覧ありがとうございました。