建設業許可とは?
私たちが家を建てようと思った時には建設業の業者の方に発注して建ててもらうわけですが、注文を受けてから一つ一つ生産する、完全受注生産型ビジネスが建設業です。
これには、自分の理想の家を建てられるというメリットがありますが、工事には相当なお金と時間がかかるにもかかわらず、完成品を事前に見ることができないというデメリットもあります。
そこで、そのような不安から私たちを保護するために建設業の業者は許可をとらなければ一定以上の規模の工事ができないこととされており、建設工事の適正な施工と建設業の健全な発展促進を目指しているのです。
建設業の定義とは?
そもそもの「建設業」について法律の上では以下のような定義がされています。
建設業法 第2条
2 この法律において「建設業」とは、元請、下請その他いかなる名義をもつてするかを問わず、建設工事の完成を請け負う営業をいう。
つまり、契約書上は「委託契約書」とか「物品販売契約書」となっていたとしても、その契約や注文の目的が「工事の完成」であれば、「建設業」に該当します。
今日はここまでです。
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