専任技術者とは?

 

建設業許可の二つ目の要件に必要な事項は専任技術者です。

 

専任技術者とは、

「①一定の技術を持っている人が、

②専らその業務に従事していること」

を言います。

 

つまり、建設業許可を依頼するお客様に、技術の面での担保として専任技術者を求めているのです。

 

また、経営業務の管理責任者の場合は、特定建設業許可と一般建設業許可とでは要件的な違いはありませんが、専任技術者は特定建設業許可と一般建設業許可とで違いがあるので注意が必要です。

 

以下のいずれかを、または国家資格の種類によっては国家資格とともに一定以上の実務経験を有している必要があります。

 

・一般建設業許可における専任技術者の要件

 1 国家資格者等

 2 一定以上の実務経験者等

 3 大臣が特別に認定した場合

 

・特定建設業許可における専任技術者の要件

 1 一級の国家資格者

 2 (一般建設業許可の要件に加え)2年以上の指導監督的実務経験を有する者

 3 大臣が特別に認定した場合

 

次回はそれぞれに要件について、掘り下げて書いていこうと思います。

 

 

今日はここまでです。

閲覧ありがとうございました。