所有権の解除とは?

車をローンで買った場合、車の所有権の登録が自動車の販売店やローン会社名義になっていることがあります。

おわかりかとは思いますがなぜこのようになっているのか。

それは万が一返済が滞った時にその車を差し押さえ、滞った支払い分の保証をローン会社が受けるためです。

なので、ローンの支払いが終わった後は所有権をご自身に移すべきなのです。

この一連の手続きを所有権の解除と言います。

 

 

所有権の解除をしなければどうなるのか?

正直、日常で車を使用する分には何も困らないと思います。

しかしながら、ローンが払い終わりしばらくして、いざ「車を売ろう!」とか「廃車にするか・・・」と思ったときに所有権の解除なしに売却や廃車にすることができないのです。

それはそうですよね。

所有権の解除をしない限り、登録上の所有者は「あなた」ではなく、「ローン会社」なのです。

所有権がない人に勝手に車を処分されては困りますよね。

ローンを払い終わった時点であなたには所有者となる権利があるわけです。

それなのに、いつまでも所有権がローン会社にあるのはなんとなく怖いことではないでしょうか?

忘れないうちにしておかなければ後々困るので、ローンが払い終わった晴れ晴れしい気持ちとともに所有権の解除を済ませてしまいましょう。

 

 

今日はここまでです。

閲覧ありがとうございました。