建設業許可の要件について
建設業許可を取るためには５つの要件が必要となります。
１ 経営業務の管理責任者がいること
２ 営業所に専任技術者がいること
３ 財産的基礎があること
４ 営業所があること
５ 欠格要件に該当しないこと
これら５つの要件が満たされていれば許可がおります。
経営業務の管理責任者とは？
まずは第一要件の経営業務の管理責任者についてです。
経営業務の管理責任者とは、
「その営業所において、営業取引上対外的に責任を有する地位にあって、建設業の経営業務について総合的に管理し、執行した経験を有した者」
を言います。
なぜ、このような人物が必要な要件になるかには２つ理由があります。
１ 建設業が完全受注型ビジネスであること
２ 長期間にわたることもある工事の完成まで工事管理を適切に行う必要があること
つまり、具体的な経営経験を有する人物を要件とすることで、建設を依頼したお客様に経営面で損害を与えないようにするための担保としているのです。
経営業務の管理責任者は、経営上の責任者として主たる営業所に１人いればいいのですが、その具体的な要件は次回詳しく記載したいと思います。
今日はここまでです。
閲覧ありがとうございました。
